ネイティブAPIを用いたマルチプラットフォームフォントレンダラーライブラリ

3Dを扱うプログラムや、画像ファイルに色々レンダリングを行うプログラムを作成する際に、
文字列(特に日本語などの多バイト文字列)を扱うのがちょっと面倒です。
そのようなことができるライブラリとして有名なものにFreeTypeなどがありますが、
これを利用するためには、適切にフォントを設定する必要があるため、プログラムに
組み込む際にフォントを組み込むか、フォントがある位置を指定する必要があったりする
ため、フォントの設定はどうでもいいからとにかく文字列を描画したい、というときには
面倒だったり実行ファイルのサイズが大きくなりすぎたりしてちょっとオーバースペックになってしまいます。

そこで、ネイティブAPIの機能(WindowsならTextOut、X11ならXmbDrawString)を利用して、
文字列のレンダリングを行うC++用ライブラリを作ってみました。
レンダリングした結果はRGB配列画像データとして取得できるようにしてありますので、
画像ファイルとして扱ったり、3Dプログラミング用テクスチャとして扱ったり、
(ちょっと冗長ですが)ウィンドウに描画したりと色々な用途に使えます。

レンダリングする文字列の特性として
文字高さ(ピクセル)、ボールド、イタリック、プロポーショナル/固定長、文字色、背景色をそれぞれ
指定できるようにしてあります。

サポートしているプラットフォームは Win32 と X11 です。

フォント種類にはさほどこだわらなくて、とにかく文字列を描画したいという方はぜひ!
zlib/libpngライセンスです。

↓ソースはこちら
http://osdn.net/downloads/users/23/23657/font_renderer_v1_20.zip

(または http://osdn.net/downloads/users/23/23656/nativefont_2_00.zip)

(07/08/17更新 バージョンアップのため)
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関連
- [http://blogs.yahoo.co.jp/mocchi_2003/50806312.html font_rendererバージョンアップ]
- [http://blogs.yahoo.co.jp/mocchi_2003/38991447.html 前回作ったライブラリを実際に使ってみた]
- [http://blogs.yahoo.co.jp/mocchi_2003/38911375.html ネイティブAPIを用いたマルチプラットフォームフォントレンダラーライブラリ]

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