TclTk + [Incr Tcl] + [Incr Tk] + [Incr Widgets] + TclVfs + Metakit をVisualC++を使ってソースから導入するメモ 続き

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* 7. Incr Widgetsのインストール
-7.1. VisualStudio2008コマンドプロンプトでwork/iwidgets4.0.1/winにcdで移動
-7.2. nmake -f makefile.vc install INSTALLDIR=..\..\inst

* 8. TclVfsのコンパイルとインストール
-8.1. VisualStudio2008コマンドプロンプトでwork/tclvfs-20080503/winにcdで移動
-8.2. nmake -f makefile.vc TCLDIR=..\..\tcl8.5.10 OPTS=static,threads
-8.3. nmake -f makefile.vc TCLDIR=..\..\tcl8.5.10 OPTS=threads
-8.4. nmake -f makefile.vc install OPTS=static,threads INSTALLDIR=..\..\inst
-8.5. nmake -f makefile.vc install OPTS=threads INSTALLDIR=..\..\inst

* 9. metakitのコンパイルとインストール
metakitのmksrc.slnをVisual C++ 2008で開く
-9.1. プロジェクトファイルの編集
各プロジェクトの
・全般 - 出力ディレクトリ、中間ディレクト
C/C++ - プリコンパイル済ヘッダ
C/C++ - 出力ファイル - ASMリスト、オブジェクトファイル名、プログラムデータベースファイル
(mklib以外)
・リンカ - プログラムデータベースファイルの作成、マップファイル名
(mklibのみ)
・ライブラリアン - 出力ファイル
 でmsvc70と書かれた部分をmsvc90に書き換える。

mktclの追加のインクルードディレクトリと、追加のライブラリディレクトリのC:\tclとなっている場所を、workの場所に書き換える
mktclの追加の依存ファイルのtclstub84.libをtclstub85.libに書き換える(tcl85系を使いたい場合)

-9.2. mkpython以外をコンパイル
-9.3. pkgIndex.tclの作成
tclshかwishを起動して、cdでmetakitのbuildsフォルダまで移動し、pkg_mkIndexコマンドを実施
-9.4. インストール inst\lib\metakit2.4フォルダを作成してmk4tcl.dllとpkgIndex.tclをそのフォルダにコピー